Totals
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Duration: | 47:33 |
Time Riding: | 44:13 |
Distance (km): | 16.10 |
Work (kJ): | 400 |
Elevation Gain (meters): | 0 |
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[天気]雪のち晴れ
[アクティビティ]ローラー
[メニュー1]なし
練習は軽く。そして…
ついに私は見つけてしまったのかもしれない。人生の伴侶を。
ついに私はたどり着いたのかもしれない。旅の終わりに。
めずらしく機材の話である。大好きなサドルの話である。SMの話ではない。
昔からツールのムック本を見て、気になって仕方なかったサドルがあった。
Fliteというサドル。名品である。私が本格的に自転車に乗る前からあった。
今でも販売されているが、現行モデルはもう形も違ってて、昔の名前で出ていますな感じ。
Classicというのがオリジナルの復刻版で出ている(レールの取り付け位置とか完全にオリジナルでは無いらしい)。美しいサドルだ。
そのFliteのアンコを抜いて(実際はベースも微妙に違うと思われる)TT仕様に軽くしたモデルがその昔あった。
Flite TT、私が一目惚れして恋い焦がれていたサドル。
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FliteTT(フィリップ・ジルベールの) |
このサドル、現在でもプロロードレーサーに人気があり使用されている。
例えば現役だと、ジルベール(アルカンシェル)、クローデン(年取ったなぁ)、エヴァンス(最近Antaresに換えましたね)、コフィディス時代のウィギンズ(もみあげ)、そしてアホの子(トマ・ボエックラー)
だがしかしだ、私が自転車を始めてからこのかた、このTサドルがコンシューマー向けに発売されたことが無い(はず)。
FliteTT自体は2000年の前半には発売されていたのだが、実は上記のTeam(写真のモデル)とは微妙に異なる。
オリジナルのFliteTTは中古で手に入れて使ってみたことある。今も持ってる。形は私のシリにフィットして良い感じだったけど、すげー硬くて(ほとんどパッドが入っていない)長時間の使用はできなかった。
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バックスキンのやつね。バックスキンがすぐテロテロになるやつね。 |
プロ向けのTeamと呼ばれるものは写真で見る限り、むちむちプリンで座り心地がよさそうだ。ハアハア。
何故発売しないんだぜ?セライタリア?とジルベールのケツを見るたびによだれを流していたんだ、俺。
コルレオーネ社長(セライタリアの社長[俺のなかの仮称])、Flite TT Team販売してください!
で、このあいだ某海外ショップを見るともなしに見ていたら、なんとそこに!!!
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ゲットしました。 |
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やっぱりむちむちポークだった! |
想像したとおりオリジナルのFliteTTより全然ソフトでこれなら長距離も大丈夫な感じ。
ちなみに重量は215g。サドルって乗り心地を考えると200gぐらいになってしまうと思う。
しかしだ、次の写真をよく見てほしい…
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ジュゴン!?ビームとか出てきそう。 |
なんと!!!正真正銘のTT仕様に加工されたもので、鼻先が切り落とされているものでした。このモデルCronoとか呼ぶらしい。
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これですね |
以前からTTの5cmルールのためにサドルの先端を切り落とす選手がいたけれども、
近年UCIのルールでサドルに手を加えてはいけないんだぜ、となったらしく(詳しくは知らない)この手の改造は見なくなった。
おそらくなのですが、対策としてメーカーのセライタリアが新たにプロジェクト(コードネーム:Dugong)を立ち上げ、工場製造品として新設計して、鼻切り落とし工程を追加し、UCI規定を通すに至ったのではあるまいか。まあ自動車レースカーのホモロゲみたいな感じですかね。たぶん。
久しぶりにカーッとなりましたよ。熱い。熱すぎる、このジュゴン面。勝手な想像ですが。
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後ろ姿がまたかっこいいんだわ |
で、乗り心地は?
しばらくローラーで使ってみて全然問題なく、昨日100km乗ってみたけど…。
最高でしたね。久しぶりのロングだったけど、どこも痛くならなかったし、ペダリングの邪魔になることもなかった…。ブラシーボ効果とかじゃなくて。
この度、私達結婚します。これは運命です。
随分長いこと待たせてゴメンね、おしりちゃん。
やっぱりはじめて雑誌で観たときの直感は正しかった。
私のサドル選びの旅は終了しましたことを、ここにご報告いたします。たぶん。
あーコルレオーネ社長、普通の鼻のやつも販売してください。
そういやFlite無印 Classicを使ってる選手っていないな。
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オリジナルのFliteTTとFlite Classic |
i can flite!