2012年6月3日日曜日

第1回ヒルクライムチャレンジシリーズ2012喜多方雄国湿原大会。ぶらりマイナーレースおよび温泉紀行

[アクティビティ]レース
[開始時間]2012/06/03
[ライドタイム]44:09
[距離]10.34
[kJ]704
[メニュー1]268W
[メニュー2]
[メニュー3]
[メニュー4]
[メニュー5]

長いね。レース名がさ。「湿原」いるかね?もっと言えば…disりではないです。すみません。
いやー、楽しかったです。参加されたライダーの方々も言っておられましたが、マイナー感がすばらしい。コースも素晴らしい。アンデス山脈の切り立った山を登る感じでした。アンデス山脈のことはよく知らないのですが。
平均勾配9%と聞いたときは嘘だろうよーと思いました。
私が参加したことある大会では一番の難コースです。あざみは参加したことないです。
距離は10kmなので東北のヒルクライムにありがちなショートレースかなと思って舐めてました。東北人として完全に舐めてました。

[前日]
所用などがあり11時に出発。準備は入念に行った。
喜多方に入り受付前に1まこと。悪くない。


ここで入念な準備のすきを突いてバルブエクステンダーを忘れたことに気づいた。よく気づいたと自分を褒めてあげたい。だが時はすでに遅い。決戦ホイールもさ、空気が入らなければただの太めなフラフープでしかない。

受付後、早速試走。車で。
何このコース。レースなんかやる人って大変だな。いつかは自分もチャレンジしたい。いつかって明日だけど。
チョモランマに続く道

ややうつむき加減で会場に戻ると、そこにこじんまりとしたメカニックサービスがあった。
ダメ元で「バルブエクステンダーないっすか。えへへ」と聞いてみたら、ゴソゴソと荷物の奥のほうから出してくれました。やったー神様!最高についてるよ俺。と思いました。
その後、宿へ。
宿は少し離れた熱塩温泉の叶屋旅館。部屋は6人くらい余裕で泊まれそうな大部屋にぽつねんと布団一組。寂しさすら漂う。
そしてこの旅館素晴らしいサービスもついてました。つづきはウェブで。

ホイールにバルブエクステンダーをさして空気をいれんべかと思ったら、タイプが微妙に違うやつだったんだわ、これが。

そんな感じで、PTG3が付いている練習用ホイールで初めてW見ながら登ることにしました。
宿で一緒になった推定70歳くらいのおじいさんとお風呂で一緒になり、その体躯の素晴らしさに圧倒されました。僕の体つきと大して変わりませんでした。ロビーで観たときは、あんなによぼよぼな感じだったのに。
自転車を乗り続けると、どうやら老後にもいいことがありそうです。人生の目標を得た感じがしました。

[当日]
昨日エビオスなどを買って飲んだせいか軽量化は一発OK。地元産ヨーグルトも効いた感じ。
6:00に会場について、アップなど。ローラーは忘れてきた。入念である。
 TLですすめられたエビオス
ローカルなヨーグルト。絵に込められたメッセージは不明。

ローカルレースのアバウトな感じのスタート。飛び出した人がいてついていこうと思ったのですが、まあ落ちてくるさと思って追わず(追えず)。その人が優勝したみたいです。
実は調子がわりとよく、あっという間にレースが終わった感じでした。思ったよりも斜度も気になりませんでした。12-29入れてたしね。てへ。29ってでかいぜ、輪っかがさ。
ゴール前で同じクラスの人に抜かれた記憶がありますが、それ以外は抜かれませんでした。
たぶん。
でもまた後スタートに速い人がいたらしく、結果は6位。准入賞。勝手に言葉作りました。
総合26位。ターンパイクにも招待されました。自腹でね♡
タイムは44:09で、目標にしていた45分切りもできたので満足しております。
コースは難易度が高く、最後までペースを保てるか心配だったのですが、うまくしのいだと思っております。


ゴール後、前途のおじいさんと健闘をたたえ合う。1時間4分で登られたらしい。すばらしい。私がクラス6位だと言うと、すごいすごいと自分のことのように喜んでくれました。おじいさんのほうが全然すごいのに。
レースでは本当にいろいろなことを学べるものです。

カレーなどもいただく。


表彰式など眺めたあとニホラン選手と2まこと目。美味かったです。
ニホランさんはひょうひょうと入賞なされていてやっぱり大したものだと思いました。
表彰台へ登る白いサイクリスト

帰りは下道をとおって米沢経由で帰りました。いろいろ考えることがあって珍しく音楽もかけずに帰りました。いろいろ考えすぎて道を間違えて福島に戻りそうになったりしつつ。
考えたことというのは、レースについてです。何故自分がレースに出るのか今回なんとなくわかった気がします。
実ははっきりとした目標などあまり持たずにレースに出ています。今後もそのスタンスのような気がします。
入賞したいとか優勝したいとかはあまりありません。したいですが。
練習の成果を出す。これもちょっと違います。ツイッターなんかでつぶやいたことがあるのですが自分の場合、練習の成果はレースでなくても確認できます。私はそうやって練習だけしても結構楽しめるタイプの人間なのかもしれません。
ではなぜに?
それはなんというか、思い出作りなのです。ちょっと悲しげな内容に聞こえるかも知れませんが。でも悲しい話ではないし、哀れな話でもないです。率直に言葉にするとそうなのです。人生で一番大切なものは時間です。その時間の残り香が思い出なのです。
あまりイベント好きな人間ではない(むしろめんどくさい)のですが、唯一レースだけは振り返っても一点の曇もなく楽しめたなぁと思えるのです。

優勝したり入賞したら思い出もより色濃くなるのでしょうな。
今回同じクラスのトップとの差は3分くらいでした。一見近いような気もしますが、これは大きな差だと感じています。もう一段上に行かなきゃ勝負すらできません。あと一冬ぐらい掛かりそうな感じ、いやそんなんでうまるかな?まあやるだけやってみるかいね。
書いてることがめちゃくちゃになってきた感じなので、おしまいにします。

あ、あと、今回決戦ホイールと新自転車にして想定タイムを計算してみたのですが、30分切るという結果がでましたことをご報告して終わりにします。

ところで、総合優勝の方のホイール。よい売買物語があったのでしょうなと想像しました。
赤兎馬のような感じ

さて、しばらくはヒルクライムはお休みです。次のレースは夏油高原ヒルクライムになります。って、ヒルクライムじゃん。

0 件のコメント: