2018年8月20日月曜日

ニセコクラシック2018 【レース編】(2018/07/08)

[天気]曇り後晴れ
[気温]15-25℃くらい?
[風]中盤の平坦向かい風
[体重]62kg
[アクティビティ]レース 140km

さてターゲットレースのニセコクラシック。

率直に言って、今これを書いているときに思っているのは「終わってしまったんだな」という感情。
なんというかまだ実感がわかない。

目標はクラス優勝。

TT系のレースではないので、タイム的なものは特になし。
自分はあまりリザルトは気にしないのではあるが、優勝するためには何をすべきか?というテーマを考え、実行していくことが好きなのだろう。

ところで今年は日程が夏油ヒルクライムとかぶってしまった。
夏油は第一回からの皆勤賞であったが、途切れてしまった。

体重は62kg。去年より2kg増で迎えた。
コントロールに失敗したわけではなくて、狙い通り。体の耐久性を重んじた。

今年はここまで風邪やら体調不良などはなく、ダウンタイムが一度もなかった。
冬場のL3で、人間力を上げることに成功したのではないかと思っている。
たまたまかもしれないが。

とにかく体調は年間を通して気をつけていた。手で顔を触らないとか、食事、睡眠をきちんと取るとか、本当に細々したこと。
これも「優勝するための必須事項」と思えば自然とできる。

旅程は別途書くとして、ここではレース当日のことを書く。

3:30起床。睡眠時間は5時間くらい。少ない。
この週は頻尿週間で夜中に3回も起きた。同室の方にご迷惑をおかけしたかもしれない。生理現象なのでお許しを。

朝ごはんは磯辺巻き、おにぎり3個。
補給はボトル粉飴1本、水1本。

ジェル5袋をクスコに入れる。

そして最終補給兵器の月餅。
この一年間研究に研究を重ねて行き着いた補給食。

1個330~650kcalにもなる(メーカーによる、今回は330kcalヤマザキ)ハイカロリーで、自分が唯一高強度ライド中に「ウエッ!」とならない食べ物。
油脂が多いので敬遠する人もいるかとは思う。
あと季節モノなので入手できない時期がある。

5:30頃サインして自転車並べる。
で、心拍計の電池切れていることに気づく。(電池は大事なときに切れる映画の法則)
備える男、H口さんに電池をもらって事なきを得る。自分は心拍計がないとうまく走れないので、本当に助かりました。

KK体調の横にならんで、霧雨の中肌寒い中スタート。暑いより全然いい。
パレードでは例年よりも落ち着いていたが、前の集団に追いつきそうになるのでとてもゆっくり。立ちごけしそうになる。

0ポイントでリアルスタート。
序盤はそうでもなかったが、例の下り坂に近づくにつれ速くなる。
去年とは違う展開。

外国人が下りで一人バビューンと行く。よく見る光景なので登り返しで追いついてみるも、上りも速い。
パノラマで追いつくだろうと考えて、追うのはやめた。ここは1つ目の岐路だったように思える。

パノラマラインは入りから速い。必死についていくも広い道になるところで千切れてしまう。
ちなみにここで20分271W。去年の20分ベストは240W。

千切れてからペースで走っているとSHOWAジャージの方がすごい勢いで抜いていく。
後ろに付いてた、付ききれてしまった。あとから知ったのだがOさんとのこと。
あそこまでで後ろに居たのも不思議だが、このあと4位まで上がったららしい。驚嘆。

青森のYさん。この後一緒。

割と大きめなパックに追いつく。同宿のチョッティ、青森のYさんが居た。

KOMを越えて下りに入ってから踏んで集団から飛び出す。
外国人と2人になる。いいペースだ。
するとこの外国の方、道端に外国人が落車して座り込んでいたのを見るや、すぐさまよっていって介抱していた。
同じチームとかではない感じだった。自分にはできない行動だと思った。

で、下っているとまた別の外国人と2人なる。
自分が前になると踏みすぎるようで「ゆっくり長く」とアドバイスされる。
おととしは「モアクイック」と施されたが、あたりまえだが外国人ライダーにもいろんな人がいるということだ。
かなり後ろから離れた感じ。
平坦路に入ってからも少し頑張ったが、結局集団に追いつかれる。
できれば前の集団に追いつきたかったが、うまく行かなかった。

ここからはほぼサイクリング。
補給所でボトルを1本捨てて水1本を取る。

日本海にタッチして、3段坂に向かう。ここは本当にゆっくりだった。今までで一番遅かったと思う。
こういうところで、前にブリッジする独創力があったらなぁと思う。

いよいよ三段坂に入る。三段坂というが、実はここからゴールまでは8段くらいあるのではないかと思われる。
1段目、2段目はかなりプッシュできた。去年までのヘロヘロ感はなかった。しっかり自分の走りができた。
それだけに先頭集団でないことが悔やまれる。
3段目で同じグループで上り始めた先頭から遅れ始める。
内転筋がつり始めた。

そこから同クラスの何人か(2人?)をパス。

最後は他クラスの方とパックになり集中してゴール。

■リザルト 140km Men Age of 45 to 49 18位 4:05'09"

目標は達せずではあるが、これ以上は無理というところで走った。
順位は年々落ちていっているが、特に気にしていない。レベルが年々上がっているということだ。
タイムは速くなったようだが、0ポイント(リアルスタート地点)からの距離が去年よりも短いようなので余り参考にならない。
ただ、今年は勝負どころを見誤ったという感が残る。

例の下り後の登り返しで外国人が飛び出した(この方が優勝)とき様子を見てしまった。
それからパノラマラインの上りで後手に回った。

一年間取り組んできた補給を含めた距離耐性は、クリアできたと思っている。
が、登坂能力は足りなかったと感じる。

対応策は北海道からの帰り路のグルメ反省会ですでに具体的になっている。
・マイ峠でのPB更新
・吉田練で千切られない強度耐性

これらが達せられれば必ず目標に到達できると確信している。
言うは易く行うは難し、ではあるが、アプローチを楽しみつつ備えて行きたい。

やるべきことやるのに理由はいらない。やるべきことを決めるときには理由が必要だが。

まだやり尽くしていない。
自分はもっと極めることができる(はず)。

また来るか

■機材
 TIME Skylon(2015)
 SHIMANO 9070(Quarq DFour) F52-38 R11-30
 Easton EA90 CL Vittria Corsa 25c Vittria Latex

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