[アクティビティ]ツーリング
[メニュー1]8/12 一日目 140km 2900kJ 晴
[メニュー2]8/13 二日目 240km 4100kJ 雨
[メニュー3]8/14 三日目 70km 1500kJ 雨
3日分なので長いです。
米沢のチームホシの大番頭であるH口さんと、中年のエースと言われているらしいマコリンさんがなにやら楽しそうな算段をしているのを見かけて、参加させてもらうことにしました。
酷暑の中、米沢→気仙沼を走って気仙沼泊で寿司を食べるというのが趣旨です。
わりと距離が出るけど、平坦基調なので問題は暑さだろうなと予想していたんだが。
当初自分はルートの途中から参加しようかなと思ったんだけど、せっかくだから全行程走りたいという機運が高まり、前日に移動することにしたので延べ三日間の旅となりました。
【8/12】
仙台→(笹谷)→山形→米沢(140km)
かっちゃんが山形まで付き合ってくれるとのことで、8:00に仙台出発。秋保、川崎経由で笹谷峠越えて山形へ。
少し体調がよくない感じで、笹谷峠では大きく遅れをとってしまう。
|
笹谷峠 |
米沢には昼ちょい過ぎイメージでいたのだが、ムリであった。
山形で腹減って、かっちゃんおすすめの「梅蕎麦」さんへ。
いやぁさすが山形。レベルが高い。
かわり蕎麦との二色せいろを食す。
汁が絶品で、なんとなく秩父のこいけさんを思い出す。
そば湯も美味しい。リピート必至。
|
かわり蕎麦は青じそ |
山形でかっちゃんと別れて(その後かっちゃんは豪雨に飲まれたらしい)、南へ。
13号線を上山までいって、左折。柏木峠を目指す。
感じのいい道を進む。山形を縦断するときは13号線を行き来することしかないと思っていたけど、いい道があるようだ。
地元の自転車乗りが移動に使用するような路のマップがあると便利だなぁと思ったりした。
地図のWebサービスを使用して構築できないだろうか。
|
柏木トンネル |
トンネル越えて下っていると前からサイクリストが。
マコリンさんが迎えに来てくれた、ありがとう。
米沢までの地元の丘を案内してくれて、ありがとう。
どこが丘やねん。容赦なく千切ってくれて、ありがとう。
立派なマコリン亭に屍となって到着。15:00位。
お言葉に甘えて6人目の子供的な立場で、今夜は泊めていただくことにあいなりました。
寅さん化が止まらない。
H口さん合流後、賜の湯さんに連れてってもらって汗を流す。
蕎麦もいいですが、山形の温泉施設はすばらしいですね。
からのBBQと奥さんの手料理をいただく。
米沢のソウルフードなみかたのジンギスカン。最高でした。その証拠に写真がない。
あと、まんまるの茄子の漬物が印象に残りました。とても美味しかったです。思い出しても白米食いたい。
美味しい食事と綺麗な寝床をありがとうございました。ホテルよりも快適でした。
【8/13】米沢→七ヶ宿→白石→仙台→利府→大郷→登米→気仙沼(240km)
5:00頃起床、美味しい朝ごはんを頂き、おにぎりまで持たせてもらって6:00にマコリン亭を出発。
少し雨がぱらついてくる。
雨雲レーダーを見るとちょうど雲と一緒に進むらしい。覚悟を決める。
|
走りだしてすぐ雨 |
高畠あたりで既に雨。
靴の中まで濡れる。
酷暑を予想していたが、涼しいというか寒い。ピークの七ヶ宿で18℃くらい。
|
肌寒い |
大河原でビバーク。
本降りじゃないか。おにぎりをいただく。やけに腹が減って追加でアサリご飯などを食べる。
寒いからかな。
|
宮城側も雨 |
北上するに雨。
県道10号の閖上大橋で豪雨。モモに当たる雨が痛い。
「地獄の10号線」をなんとかやりすごして、仙台新港へ到着。
ここでH口さんが新港鉄道のレールで前輪を滑らせて転倒。2番手のマコリンも避けきれずにH口さんに激突。自分は運良く回避。
割りと大きめの落車か?と思われたが、お二方とも無事。よかった。
雨で滑ったのが原因だが、その雨が被害を小さくしたのかもしれない。
雨は壊れたピアノ、ということかな。
気を取り直して進む。
|
多賀城付近 |
お昼すぎて、腹も減ったので道の駅大郷でビバーク。
濡れネズミスタイルで入店を危ぶまれたが、許容してもらった。ありがたい。
|
ここではいつも牛丼を食べているような気がする(特に名産品ではない) |
時折雨もやんだりする。
が「やんだな、雨」と話をすると、その後一分以内に雨が降ってくる。。。
妖怪ヤンダナアメの仕業である。
しかし天気は選びようがないので、できるだけ気にしないようにして走る。
雨でもライド自体は楽しい。
自転車から下りた時が相当嫌だが。今回もその傾向にあったが、自転車を降りるのが億劫で休憩が少なめになる。早く目的地に着きたいというのがまさる。
それでなくても集団で走っていると休憩のタイミングを言い出しにくい。
ライク・ア・ローリング・ストーンにならないように気をつけたい。
そんなこんなで登米も抜けていよいよ気仙沼が見えてきた。
ここまでずーっとツキイチだったので脚も残っていることだし前を牽いてみるかと前に出たとたんにライク・ア・ローリング・ストーン。
自分はどうも前に出るとひき倒したい願望が強くなるらしく掛けてしまう。
しかしマコリンの逆襲に合い千切れたのは自分という。
宵越しのグリコーゲンは持たない主義なのでこれで気持よくゴール。
ホテル(パールシティ気仙沼さん)について、一旦シャワー、近くのコインランドリーで洗濯の間に銭湯「友の湯」さん。
いいお風呂でした。
船から廃油を利用してお風呂を炊いていたのだけれども、最近はそれがままならくなって重油を買ってきてき炊いているとのこと。コスト高でいつまでやっていられるかと言ってました。
昭和40年代改行のとても風情のある銭湯なのでみなさん行ってみてください。
晩御飯は「唐や(とうや)」さん。
美味しい料理をいただく。山形産のワインがとても美味しく、今後継続調査が必要と考えた。
ただ炭水化物が足りない。
|
唐やさん |
|
洗練された料理でした |
気仙沼に来たんだからお寿司を食べたいということで、徘徊。
しかし時間が遅くどこも閉店。
今度は寿司→居酒屋の順で回りたいですね。
|
例の野郎はいたるところに |
最終的には漁港近くの復興屋台村で海鮮丼。
|
海鮮丼 |
この間もずーと雨。
ロードシューズでは歩くのも辛いので、ホテルの簡易スリッパでKAPPO。
これも辛い。ツーリングにはサンダル持参かSPDがよいな。
朝起きて雨降ってたらライドは止めて、目の前の気仙沼駅から輪行しよう、と決定。
ホテルに帰ってぐっすり眠る。
【8/14】気仙沼→遠野(70km) 遠野-[JR]→花巻-[新幹線]→仙台
朝起きて雨降ってた。
とりあえず、ホテルで朝ごはんを腹いっぱい食べながら作戦会議。
ご飯は副菜沢山でとても美味しかった。
この間に雨がやみ、青空も見えた。
とりあえず走ることになり遠野で雨が降っていたら止めましょうということに。
ちなみに当初の予定では早池峰まで行くつもりだった。
走り出したら雨が。。。
たどりついたらいつも雨ふり。
はしりだしたらいつも雨ふり。
ドラゴンレール(鉄道)沿いにK34をちぎり愛を交えつつ(またか)北上する。
一旦陸前高田に入ってR340に乗り換えて赤羽根の峠で山岳争いして遠野に到着。
気づけばびしょ濡れでした。
あまり知られていないですが、この辺の道はどれもサイクリングに適していて、景観もとてもよいです。
今度は晴れた日に走りたい。
|
良い道でした |
お昼前に遠野に到着して、ここで終わりにしようという事に。
雨は上がっていたが、そのことには触れないことにした。。。
お風呂に入りたかったが見つけられなかったので、お昼ごはん。
やおちゅうさん。
もと八百屋を改装してお店にしたらしい。
お店の作りがとても贅沢ですばらしかった。
おいしい豆カレーとコーヒーをいただく。
遠野にはこういう風情ある店があるのかー。
|
やおちゅうさん |
|
豆カレー |
まったりしてたら、電車の時間まで15min。
急いで輪行の用意。
みんな失敗なく余裕で間に合う。すばらしい。これを逃すと2時間後になるからね。
JR釜石線は結構混んでいた。
あと電車じゃなくディーゼル機関車ですね。
|
遠野駅にて |
あっという間に花巻までついて、新幹線に乗り換え。
あっという間にくりこま高原でマコリンが下車。
あっという間に仙台へ。
寝る暇もなかった。電車凄い。
H口さんはバスで米沢まで帰るとのこと。その手もありか。
|
俺のジップロック(時既に遅し) |
|
新幹線速い |
さて、今回の行程ほとんどが雨(一時豪雨)というツーリングとしては最悪のコンディションだったわけですが、思いの外楽しめました。
雨ライドは楽しくない。
何と比較して?
この日この時に他の選択肢はなかったのですから、比較しようがありません。
パラレルワールドでもあれば比較できますが。
自分が選択したことが最良の選択としか言いようがないのです。
2015年のお盆に三人で雨の中気仙沼まで行ったことはいい思い出になることでしょう。
またどこかに行きたいですね、絶対に晴れた日に。絶対に。100%晴れた日に。
追伸:風邪をひきました。
|
今日の相棒。だんだん良さがわかってきました |