2013年4月14日日曜日

鮫川村ロードレース


[天気]晴れ
[アクティビティ]レース


鮫の川の村をメーヴェに乗って風のように走る。そんなイメージで参加を決めました。
今年初戦なので、それほど気負いもなく気楽な感じで。。。
鮫川村は震災後ちょこちょこ話題になった地域なので行ってみようというのもありました。

鼻歌交じりでエントリーリストを見ると強豪選手が何名か…。私は4番目のスタート…。
まあでも5kmのTTだし、ばんがばんがやられることはないだろうよ。TTって平地基調だものねJK!
ショートロードレースは様子を見て参加するかどうか決めよう。怖いからね。
ということで一応ロードも積んでいく。
 
【前日】
私にしては準備もさくっといって出発、須賀川の幸雲さんでラーメンなど楽しみつつ鮫川村へ。
無化調で美味しい
村です。
ここでレースやるのかー。と思いました。まあヒルクライムも僻地多いから慣れてはいるんだげんども、平地TT…。

自転車を積んだ車どころか、車とすれ違うこともなく、 会場の鹿角平観光牧場へ到着。
そこで自転車乗りが数名いらっしゃったので安堵する。
名前からもわかるように、ここはもう牧場としての本職はやっていない。干し草などは若干作っているらしいです。
バンガローやBBQ施設が目に入ります。

試走しようと思ったけど、どこがコースかわかりません。携帯もつながらないのでHPで確認することもできません。
しばらく佇んでいると、レース主催者とおぼしき方がいらっしゃったので、コースを訊いてみる。
運営スタッフの若者からTTバイク?ハハハという気になる反応。
 
まあ走ってみるべと試走開始。気持ちのいい風景の中を風になって平地をとばすと…いきなり下り坂。こ、怖い。
道もバンピー。
冷や汗をいっぱいかいてコースとおぼしきところを走る。そして登り。おおお、きついじゃないかぁぁ。
なんとかやり過ごして、下り気味の平地。くねくねしてて怖い。
しばらく走って、「あれー長いな5kmってこんなんだっけー」と思っていたら、また登り。???登りは1回と聞いていたのですが。
そしてこの登りがアレでした。1kmくらいしかないんだけど平均勾配10%、最大勾配15%。完全にヒルクライム。
TTバイクでダンシングってむずかしんだよなぁ。使う予定の無かったインナーローでガリガリ登る。酷いもんだ。
息も絶え絶えゴール地点にたどり着いて、他の人に訊いてみると「へ?登り2回?、1回ですよ」とのこと。
コースミスでした。
うむ。200kmブルベでコースミスして一人220km走ったことを思い出しました。
 
予備で持ってきていたロードバイクに乗り換えて2本目。あったわー、左折する道が途中にあったわー。
で、本コースの下りもブラインドカーブの連続で怖い。直角カーブもある。
1回目のミスコースで走ったコースをショートカットするしたようで、最後のきつい登りはある。
まあロードバイクならと思って登るも、きつい。
 
あれだ、TTバイクなんて乗ったら死ぬよ。新しく投入したTTバイク、Debut To BANするよ。
ということでロードバイクで行くこととあいなりました。

受付して宿に。
宿は、鮫川村に唯一?ある「つるや」さん。
心づくしのサービスを受ける。
宿には私一人だけだったようで、申し訳ない感じでした。
みなさんどちらにお泊まりだったのでしょうか。
大広間でゴージャスかつ寂しいな一人メシ
向かいにある立派な温泉施設「さぎり荘」に行ってみたけど、ものすごく立派で美術館かと思いました。村の保養施設らしいです。
私は温泉施設には割と行っている方だと思いますが、こんなに立派なのは初めてで、緊張しました。
こんな温泉施設

【レース当日】
8:00から交通規制が入るので、その前に現地入り。
めずらしく開会式に出てたりしてたら、アップの時間が…。
急いで始める。ローラーでちょっとだけあげて終了。
 
装備はロードバイクに前だけバトン。後ろは、PT with ZTR340 with ローラーようクイックシャフト!ってスタートの時に気づきました。まあいいや。
がんばって半袖のワンピを着て、子鹿ちゃんヘルメットで出走。
あ、バンビーノは普通のヘルメットみたいな感じですごく良かったです。
常用できるかも。ただし後半暑かった。たぶん10度くらいだったのですが汗かきました。(冷汗かもしれませんが)
子鹿ヘルメット着用
スタート地点に並ぶと、4番目スタートだったのですが前走者なし。
どこからとも無く不気味な音が聞こえてきました。ジョーズの効果音が。
2番手後ろから1分差で某スイーツ系強豪選手…。喰われるなー確実に喰われるわー。デンデン、デンデン。
スタート台が無いので足つきからスタート。
逃げろー。喰われるぞー。とスタートしたらいきなり700W台。下りに入っても心拍下がらず。何やってんだか。PMつけてる意味なし。
下り怖いー。我ながらギクシャクした走り。いろいろ怖いー。
平地もスゲー踏んで、心拍上がりっぱなし。メーヴェ?
 
そして…登り。
もういっぱいいっぱい。完全にオーバーペース。きつい。登れない。そして中腹でキンッとニュータイプバリに殺気を感じる。後ろを振り向くとジョーズが口を開けてました。
うわぁ。
一瞬で追い抜かれる。すごいスピード差だ。
尾ひれぐらい見せてください。お願いします。
W計見るも0Wになってました。え、いつから機能してないんだい。
あれか、振り切っちゃって壊れたのか?
 
屍となってなんとか登り切って。直線もしおらしく踏んでゴール。
たぶん失敗レースの部類だけど、まあそういう問題ではないかな。
いいもの見させてもらいました。

時間的に余裕もあるし、車も出せないみたいだからショートロードレースも参加することに。
 
平坦、下りは最新の注意をしました。でも怖い。
たまたまスイーツ系ライダーの後ろに付くことができて、走りを観察。
また登りでバビューンっと行ってしまわれましたが、今度はちゃんと動いていたW計で確認したら…続きはWEBで。
1kmの登りで1minぐらい離された計算。ありえないと思いますか?事実なんですよー。
 
リザルト 上級クラス8位(20人ほど出走) 10:06。
ちなみにトップは8:40。
ショートレースの方は9:50位で走れたので、TTはやはり失敗気味だったみたい。
お話させていただいた方には「イヤー自分、苦手っすから、坂」的な口調でごまかしてはいたが、登れないのはちょっと問題です。たぶん体重だなこりゃ。
 
昼食はなんとBBQ。初めての経験。。。
ビービーキュー
だがしかし調整レースの位置づけで、調子もいまいちなので手をつけるわけにはいかない。。。敗者なのだから。。。

お肉もたくさん出て美味しかったです。焼きそばも旨かった。
喰われて欠如した部位を再生する為なんだよ。

相席で福島市の方と鮫川村の隣村出身の方と、楽しくご一緒させていただきました。
また時間があったので、他の鮫川村のかたとお話をさせていただきました。
このあたりには(福島全域?)線量計がいたるところに設置されています。
天気予報の最後に線量予報?も流れます。
そういうことが日常になっている。
ここよりちょっとだけ北にある仙台では(私だけかもしれませんが)線量などという言葉をめったに耳にしません。
ここに線量計がいつまで設置されるのか?ということをどうしても考えてしまいます。

鮫に喰われる役柄というレース内容はさておき、イベントとしては大変おもしろかったです。
すこし寒かったですが天気も良く、また美しい牧場の中を走るという他に類を見ないロケーションでレースをすることができ、大変有意義でした。
こんな風景の中を走ります
ゲイラカイト
このレースはLink FUKUSHIMAというシリーズの中の一戦ととなっていて、他のレースにも興味がわいてきました。
次は、美里町の「時空の路」で蔵王とかぶるので参加できませんが、その次の松川付近で行われる(6/30?)レースに出てみようかなと思っています。

また、今回のレースで事故がなければ(クリティカルなものは無かったと思う)、もっと大規模なコースを使ってロードレースをやる計画もあるそうなので、もし実現されれば是非参加したいです。怖いけど。
あ、あとパカサイのアルパカさんご夫婦もいらっしゃっていました。遠路はるばる盛り上げ役にお越しいただき、お疲れ様でした。
パカさん
使われなかったメーヴェ号
鹿角まんじゅう

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