2019年4月9日火曜日

骨折日記1ー受傷 2019/03/02(土)

[天気]晴れ
[気温]1~5℃
[体重]62kg
[アクティビティ]仙台→岩出山→馬場温泉の予定が大崎市民病院
[メニュー1]2:10 58km 184W

いやーやらかしました。
ついに自転車乗り二大骨折の一つ大腿骨骨折を承りました。

○受傷
3/2(土)
8:00にかっちゃんと待ち合わせて、馬場温泉まで行く予定。
この道をゆくには例年より早い。今年は春が早いという感覚だった。
天候:晴れ。仙台市内はちょっと寒い程度(放射冷却)。5℃くらい?体調よし。道はドライ。
途中宮崎のローソンで休憩し、サドルを下げた。
岩出山の農道に入り、順調に進む。例年川渡温泉に降りる手前の箇所に雪が残っている。
そこはどうかな?と思っていたが、やはり若干路肩に雪。
少しタイヤが滑る。
2つ目の日陰。やや登り。

あっさりと事が起きる。

かっちゃんの前にでて、この春から使用のRubinoのウェットグリップはイマイチだなと話そうと振り向いた(か振り向こうと思った)瞬間一気に前後輪ともに持っていかれ右大転子を強く路面に打ち付けた。「ゴン」という重い石をアスファルトに打ち付けた感じの響き。
あとでログで確認したら12.5km/hぐらいのスピードだったらしい。
大したことない転倒。ただ全てを大腿骨転子部一点で受け止めてしまった。

はじめは脚がなくなってしまったような感覚。否、感覚がない。
しかし今までの数ある落車とは全く違った状況。

自転車にまたがって横倒しになった体勢。
左クリートがなかなか外れず腹立たしかった。

かっちゃんがよってきてなにか話かけてくれたけど、何も答えられない。
眼の前にある路面を確認すると、いわゆるブラックアイスバーン。
アスファルトに見えていた部分はテロテロの氷だった。

徐々に襲ってくる得体の知れない重い痛み。
どこが痛いのかははっきりわからない。
うずくまるしか手立てがない。

今まで骨折したことがないので、骨折かどうかもわからない。
ブラインドコーナーなので危ないし、移動したほうがいいと、かっちゃん。

かっちゃんの肩を借りて立ち上がるも激痛と足元が滑って立ってられない。
しかたなくなんとか四つん這いの体制になって移動を試みる。

50m先の日向までいけば見通しもいいし暖かい。
数センチ進むだけで人生でこれ以上無いほどの激痛。血の気が引いて気が遠くなる。人間、結構簡単に失神するんだなと思った。

気合をいれてなんとか気を保ち進む。
ほぼ手と左足だけで進むのがこんなに難しいものなのか。右足が重すぎる。

映画とかで銃に撃たれて「うー」とか「はー」とか「ぐー」言うシーンがあるがあれはホントだな。
ああいう声しか出ない。

しまいには左足のハムが攣って悶絶。両足を伸ばして手だけで前進。
この移動中に地元のおじいちゃんが運転する車が通りかかったので、救急車を呼んでもらう。
携帯が入らない場所だったのである。

日向にたどり着いた頃(多分30分くらいかかった)パトカーが到着。
さっきのおじいちゃんがたまたま巡回中の加美警察のパトカーに話してくれたとのこと。
で、救急車を呼んでもらう。
が、携帯が入らない場所だったのである。またか。

微妙に電波が入る場所を見つけてもらい、救急車出動。
自分は地面に突っ伏している状態。
寒くて震えが止まらなくなる。
警察のかたが上着を脱いで体にかけてくれた。
さらにはもう一枚制服を脱いで体の下に差し込んでくれた。
かっちゃんも手ぬぐいを首にまいてくれた。
おかげでなんとか耐えることができた。
もし一人だったらと考えるとゾッとする。冗談抜きで二次的要因で死んでたかもしれない。

救急車も具体的な場所を確認するのに時間がかかっているらしく、なかなか到着しない。
自転車に適した道は、わかりづらい道だよね。

救急車到着。
ストレッチャーに乗せられるとき痛いかなーと思ったけど、それほど痛くなかった。
どうも仰向けに寝てるぶんにはあまり痛くない。

救急隊の方々はとても優しく勝手にころんで怪我した自分にも丁寧に対応してくださった。
足先がものすごく冷たく、救急車のなかでひととおり見てもらった中では、体温が37℃ということが気になる点だった。

搬入先の病院がなかなか決まらない。
個人の整骨院だと入院施設がないところが多いので、おそらく手術が必要となると受け入れられない。

3つ目で大崎市民病院に決まる。
15分ほどで到着。ERと思われる病棟に入る。

仰向けで寝ているとあまり痛くなく触られても痛くないので、ERの先生(若者2人)が首をひねる。
動かすと激痛が。
「脱臼かな」ということで2人の意見が一致。
整形外科の先生も来て「俺はいらないかな?」なんて話をしていた。

念の為CTを取る。CTのベッドに移るときがメチャメチャ痛かった。

CT室を出るときに「骨折してますから手術が必要です」と言われた。

「脱臼じゃなかったのかぁ…」
「どこですか?」「大腿骨です」。写真はこの時点では見せてもらえなかった。
頭の中をいろいろの考えがぐるぐる廻る。
一番は仕事のこと。
今はどうしようもない、という結論しかないのだが。

手術するなら家の近くの方がいいだろうということで、週明けに転院先を探してもらうことになった。

整形外科の先生曰く、「いい折れかた(あるのか?)でもなく、悪い折れかたでもない」らしい。
自転車に乗れるようになるかどうかは50%とのこと。

自転車乗りは大腿骨骨折している人もわりといるので、あまり深刻に受け止めなかったが、ちょっとランディスのことが頭をよぎった。
このときはまだ、大腿骨骨折にもいろいろあるということを知らなかった。

一般的には大腿骨骨折は老人のもので、おそらく病院であつかう例も100%近くそうではないかと思う。

ERの看護師さんが明るい人で、いろいろ話をしてくれて気が紛れた。

そして、、、、オムツを渡された。
まったくもって考えが至らなかったんだけど、自分でトイレに行くことのできない体だということを認識した。

トイレにいくどころか、横をむくことすらできない。いわゆる寝たきり状態になったのだ。

一般病棟に移されて、しばらくするとかっちゃんが家族を連れて来てくれた。
迷惑をかけて申し訳ないという気持ちでいっぱいになった。
KKさんも見舞いにきてくれた。ケーキが美味しかった。

また、みなさまにツイッターでメッセージを頂き、ありがとうございました。

私が落ち込まなかったのは、みなさまがたのおかけでございます。


前から1

前から2

横から

0 件のコメント: