2012年11月11日日曜日

龍勢ヒルクライム2012

[アクティビティ]レース


龍勢祭りの花火のように打ち上がりたい。そう思い参加しました。
出発前夜、バーテープとチェーンを交換する。
体重は59kg安定。

CannondaleといえばチームSKY48

【前日】
いつものごとく予定より一時間押して10:00出発。15:00に受付に到着。
予定通りであれば、こいけさんに行けただろうがー。

その後車でコースを登る。
龍勢名物の砂利道は二箇所とも綺麗に舗装されていました。
下ってからの登り返しが気になっていたので入念にチェックする。主に紅葉を。
ゴールの位置も確認する。やや登ってるのだな。

その後すぐ宿へ。
立派なホテルでした。なんでこことったんだっけかなぁ。値段も覚えてない。
ゴルファーでごった返していました。一人自転車を抱えて好奇の目を集める。

高い建物

俺のゴルフバッグ
時間もあったし、いろいろグルメりたい願望を抑えつつ 夜でもやっている蕎麦屋を検索し、田中屋さんへ。
よいです。特筆するところは無いのですが、それだけに基礎力が高いということでしょう。淡々とペース刻むクライマーのような蕎麦です。
二色せいろ

あとは部屋に戻って広い部屋の片隅でホイールとブレーキシューを交換などしながら秩父の夜は更けていきました。たしか22:00前に就寝。

【当日】
スタート時間が遅いのですね。
5:30頃に起きておにぎりとバナナとヨーグルトおよび軽量化。同時にやったわけではない。
天気は曇りゴルフコースの上のほうに雲がかかってます。寒いなー。
ところで、また降られなかったモウゼー。

6:15会場到着。自転車のセットアップ後、荷物を預ける。運営は文句なしですな。流石JCB。
戻りしなタムラさん確認。群馬の精鋭、柳さん、かずにーさんとご挨拶。
みなさんやる事をやってきた感が漂っていて、何故か自分も笑顔になる。

車に戻るとさっきまでは全然気づかなかったのですが、目の前に止めてある車にインターネットでみた事のある方が。
おお、側溝大尉さんじゃあないですか。思わず声をかける。
はじめましてなのだが、はじめての感じがないなー。クマシロさんともご挨拶。
二人は仲いいですな。大尉のパンク修理などを眺めつつ車の中で暖を取る。
大尉が、しばぞーさんを紹介してくれるというので挨拶に。
もうアップ終盤で湯気がでてましたね。むむむやる男の感じが伝わってくる。

みなさんレース前におじゃましてすみませんでした。

ゼッケンはハマショーワンピにつけてある。半袖。悩むわー。
アームウォーマーだけ付けて実走アップ。
今回ローラーは持っていったのですが、ローラー用のクイックを忘れてしまったのであった。
走りだしてすぐ寒すぎでそそくさと戻る。長袖のインナーを中に着てちょっとだけ走ってスタート地点に並ぶ。手袋はキューちゃんにしました。ファッションリーダーの選択。
アップはゼロに近い。並んだのはセカンドグループあたりで良い感じ。
隣の方に寒いですねーと話しかけてみると「いやージロデホタカはミゾレでしたから、今日は全然OKですよ」とのこと。
すみませんでした。

【レース】
実はどこまでがパレードだかわからなかったんだけど、パレード中はまあ集団前方で。結構ペース速いなと思う。落車恐い。
一個目の右曲がりから更に速くなる。
先頭集団へ。
寄り合い所過ぎて道が細くなるところでインナーに落とす。
するとカッチンカッチンと音が…。またかよ。
でもギヤはかかるし…まさかBBか…。
見るとギヤ落ち防止の部品(なんつーんだっけ)のクリアランスが狭い。
あーチェーンと干渉してるのかー。このまま行くかなと思ったけど集中できないとあれなので、走りながらアクロバティックに修復を試みる。
志那虎 一城の気持ちがわかりました。

もう鳥居前、このへんでタムラさんに追い抜かれる。
鳥居を越えてタムラさんを追いかけたいと思うのだが、脚がパンパンな状態になってて、え?ってなる。

龍勢を語るとき人々が言う。「鳥居後からが本当のレース」だと。
どうやら自分、鳥居まですら持たなかったみたいっす。

ウプ不足だろうか、それとも平坦で脚を使ったか。
などと考えつつ激坂を登る。キツイなぁ。実はこんな脚が乳酸パンパンな感じは初めてである。
しかも暑い。ああーインナーなんていらなかっただよ。


(目をつむって天井を見る)今振り返ると、もしかしたらこの辺りまで結果を意識していたのかもしれない。なにやら力が入っていた。若いの肩の力抜けよ、馬鹿だなぁ俺。

だめなのかい?
いいや、だめじゃない。だめとかっていうのはやることやったあとで考えることだ。
まだやってない。

パチリと一回ももを叩く。

軽く行こう。
どこからともなく声が聞こえました。

せっかく練習してきたことを出さなきゃ後悔するぞ。
大きく息を吐いてぇー、ラマーズ法で吐いてぇー。
回りの音が聞こえなくなっていく。ゾーンに入っていくよママン。やっときた、これだよこれ。

楽しむ心に削られる脚なし

先行しているTREKな方を下りまでは追う。
下りで前に出て引き離しにかかるが離れない。

試走の時に嫌だなー長いなーと思っていた登り返し。
しばぞーさんに実はあそこからは10分位だよ、と教えていただいていたので10分はなんとしてもがんばろうと思った。
いつの間にかGIANTな方も加わって3人で抜きつ抜かれつな感じ。
このパックで先頭ゴールするぞ。残り2km。

残り1kmになってもだんご。諸君ゴール前登りで決着をつけましょう!ということなのかい。望むところ。
残り500m、TREKの人の気配が消える。GIANTの人も垂れ始めた感じ。ここだべさと下ハンもって腰を上げる。
スパっと抜いてシッティングに戻して踏む。逃げきれるかなーと思えども後ろは決して振り向かない。いけ~俺。
いつもの練習を思い出してグイーンと最後の一掛けで残り200mを過ぎるとパイロンががが。
聞いてないよーと思いながら、詰まった前の人(違うクラスの人)を右のコケだらけの路肩から抜かす。
すみません、知らなかったとはいえ追い抜き禁止区間で抜いてしまいました。
その後は前に人がいなかったのでそのままゴール。

酸欠ですぐにでも寝っ転がりたい。しかしそんなスペースはない。これが龍勢祭りか。
しかしいつもよりは具合がよく、なんとかバイクを置いてしばらく休む。
その後甘酒やら玉コンやら霊魂やらを頂いた。


ゴール地点で珍しく人と話す。
爽快ビタミンさんは4位入賞!素晴らしい。実力通りですね。
タムラさんは9位と聞いて自分の大体の順位がわかる。タムラさんは調子が戻っていればポディウムでしたねー。しかし痩せすぎじゃないですか?

しばぞーさんは3位入賞。おめでとうございます。こちらも実力通りと思います。
しばぞーさんから大尉がエキパ2位と聞いて、すげーってなりました。

入賞者を撮影する入賞者たちの絵

さて私のリザルトはといいますと

Dクラス18位 44:51

順位はコントロールできないのでまあアレですが、タイムは目標をクリアしました。
しかし喜多方から感じていたクラストップの方々との力の差は歴然とあり、もうひと頑張りせねばなりません。

来年は秩父事件を起こしたい。

one more thing....
「そば福を制するもの龍勢を制する」という言葉がある。最近できたらしい。
最高でした。ありがとうございます!


こじんまりとした佇まい。名店そば福
くるみ天大盛りフルコンボ
帰りしな薬師の湯もいただきました。
期待通りのいい湯でした。
薬師の湯


今シーズンのレースは終了です。
今年はレース会場でいろいろな方にお会いできて本当に楽しかったです。
よき思ひ出をありがとうございました。

みなさま、来年もお互い元気な姿でお会いできるのを心より楽しみにしています。

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