2016年7月31日日曜日

7/31 第30回矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック 2016 【2nd】

[天気]晴れだったか
[気温]25→32℃
[体重]61kg
[アクティビティ]レース

お久しぶりです。
特に書くこともなかったんでほったらかしにしておりました。
鳥海山の1stで更新をやめておいてなんですが。

書くことありすぎて逃避してたんですが、なんかブログ書かないと自転車が遅くなっていくんですよね。俺だけかな。

では本題にいってみよっ!

夜は久しぶりにテント泊。
食べるものは結構選んだつもり。忘れたが。
1stの成績はイマイチというかイマサンぐらいだったが、なぜか自信有り〼だったので、ぐっすり寝れた。

朝日とともに目覚める。
暑くなりそう。
あそこを上る

滞りなく準備してアップ。
心拍170まで少しずつ上げてその後1minを3回だったかな。
その後すぐに招集所へ。

おなじみの顔がずらり。東北はもとより関東、関西からも出場される。

今年は特にここにいられることを嬉しく思った。
やはりここは私にとって原点。はずせないし、はずさない。

パレードがはじまり、和気あいあいと走る。
M崎さんの自転車がフロントだけディスクブレーキだったのが印象的でした。
いろいろ考えてらっしゃるし、理にかなっていると思いました。

スターティンググリッドに並んだ際に山形のSさんに「調子はどうですか?」と訊いてみたところ、
「調子はいいですね」
とのこと。
スタート前にこういうことを言う人はあんまりいない。自信があるんだなと思いました。

スタート。いつものように進む。
最初の上りでセレクション。ペースは遅いと感じた。

旧道へ入る右折上り。問題なし。
出口前でプシュ~という音。
一瞬自分かと思ったが、すぐ左を走る埼玉のSさんというかスズキさん。
あちゃー。優勝候補消えるの図。

-だが、レースは続く。

その後、上りがゆるくなる紫陽花の道でマコリンが逃げを打つ。
やー、早いなぁ(タイミング的に)と思い見送る。
おそらく下りの前に捕まえられるだろうと思った。

ふと横を見ると、もうひとりの優勝候補、新潟のSSさん。
あまりレース中は話しかけないようにしているのだが、思わず声をかける。
RDが動かないとのこと。
こちらもトラブルか。。。

下りは集団で入る。マコリンが見えない。むむむ。
まあ必ず捕まえられるという気持ちがあった。なぜだが強気な俺。

下りはいつものごとく前にでる。これはきめていること。
みんな牽制が入って前に行きたがらないので、東北人としてのウェルカムサービスである。

すると下りで落車があったという一報が集団内に走る。
誰ですか?SSさんである、とSSさんのチームメイトのDTさんが言っていた。

あー最有力優勝候補が。
というか、あの下りでコケて大丈夫なのか?と心配になる。

-だが、レースは続く。

ハーフコースゴールを過ぎ、いよいよ本当のレースが始まる。
このあたりで一度もどしそうになり、暑さを認識する。

いいペースで進み、展望台を越え、下り坂を越える。
H口さんが積極的な走りを見せる。やりおる。

マコリンが前を走っていることはしばらく忘れていて、自分の走りに集中していた。

すると山形のSさんが嬉しそうに「追いついたー」と言った。
おお、一瞬ちがうんじゃないかと思ったが、マコリンだ。

だが見えてからなかなか詰まらない。
おお、まだ掛けられるのかと思った。
そして少しだけ、このまま行ってほしいとも思った。少しだけだけど。

自分も足には余裕があり、どこかで掛けることができる、とうっすら思っていた。

駒の王子の看板、残り5km。

少し集団が速くなって、縦長になる。
番手を取って前に出る。
その後、突然脚に来る。
脚がつったとかではなく、重い疲労。

あー。

H口さんの背中が遠ざかっていく。
待ってー。
待つわけ無いか。待ってもらっても困るし。

そこからはいわゆる我慢の走り。
集団から切れると長いよなー。
なんとか番手を上げようとするがなんともいかず、ゴール。

■リザルト 男子D 9位 1:07:49:46

着では過去一番いい(というか同成績)、タイムは10秒ほどゲイン。

ゴール後は駒の王子で遅れてしまい、残念な気持ちでいっぱいだった。
だが今振り返ると、よく走れたレースだったと思う。俺にしては上出来だ。

優勝は山形のSさん。2連覇か。
ゴール前数百メートルでマコリンを捉えたそうだ。
Sさんはプラン通りの走りを最後までしたのだろう。

マコリンは3位、H口さんは7位。
みんな勇敢な走りだった。一緒に走れてよかった。とても楽しかった。

歓談しているといつの間にはスズキさんもいて、なんで?となる。
パンクを修理?して上ってきたとのこと。
なんて人だ。

「いやーどうしてもこれをしたくて」と言い、食卓塩をスイカに掛けて食べてた。
去年そんな話をして覚えていて
 「専売公社で買ってきた」
とのこと。
いや、もう無いから、専売公社。
あと、スイカに蜂蜜はまずいから。

下山を待っていると、バスに乗ってSSさんも上ってきた。
スズキさんと二人で手をふったら、大きく手をふってくれた。
骨折してLWを割ってしまったというのに。
またひとり面白い男をみつけた。

これが私の矢島カップ(30回記念大会)でしたまる
夏の思い出2016

■装備
Frame:TIME SKYLON
Wheel:LW G3 SHWALBE ONE 22C
Base:DuraAce9070
FrontDrive:O.Symetric 50-34
RearDrive:11-32T(Ultegra)





2016年7月30日土曜日

7/30 第30回矢島カップMt.鳥海バイシクルクラシック 2016 【1st】

[天気]晴れ
[気温]33℃
[風]プラマイ3
[体重]61kg
[アクティビティ]レース

今年のターゲット期間は7月。
そのために5月はレースをスキップした。
5月に調子が良くても悪くても7月は下降するという経験上の統計からのプラン。

ターゲットレースのニセコクラシックが終わってから平日は仕事が忙しくなりボリュームがガクンと落ちた。
しかし経験上1月はボトムが落ちることはないというのもあり、矢島カップに対しての不安は不思議なほど無かった。
もしかしたら、昨年のハイボリュームが今効いているのかもしれない。
もしかしたら、たまたまレストがいいタイミングで入ったのかもしれない。
それは誰にもわからない。

FTPに関しては(真面目に測っていないが)おそらく例年通り270~280の間位だと思う。
ホームコースのタイムも例年通りの推移。PB更新なし。
去年よりもよくなっている実測値は一つもない。
が、きっと自己ベストで走れるなという根拠の無い自信があった。
なんなら大きく更新するかもしれないぞ、という期待まであった。

以前おかのみずさん(いつ帰ってくるのですか?)が「FTPなんてほとんど上がっていないのにレースのリザルトがよくなった」と言っていた。
そういうこともあるのかもしれない。
つまり20分(私は20min×0.92をFTPとしています。20minが強いのか0.95だと少し高い)は強くなっていないが、それ以降が「太く」なっているのではないか。

さて、どうなったのか?気になりますねー。

結論から書こう。

ダメでしたー。

アップは1min×3くらいで170bpmまで。うまくやれた。やはり心拍数目安でアップするのがよい。

で、招集所に行く途中の路上の気温を見ると33℃。。。嘘だろう。
並ぶと知り合いばかり。ああ、矢島だと思う。

ペーシングは
1.はじめはハエが止まるくらいにゆっくり
2.復路のくだりは踏まずにその後の平坦で踏み抜く
ということを念頭に置いていた。

スタート。
大丈夫かというくらいスローに入る。前走者のSさんが離れていく。
焦らずにピークに上る坂でかけ始める。ここまでプランどおり。

往路の坂は踏む。
折り返しもうまくこなす。
が、2走後のJさんがもうすぐ後ろに迫ってきてビビる。
去年のタイム差でもゴール付近で捕まえられる計算なので覚悟はしていたが早すぎる。

三段坂を上りきりSさんは見えない。
あ、俺、遅いんだ。。。と認識する。

長い下りで踏まずにエアロポジションをとる。
するとJさんがなんか叫びながら追い抜いていく。おー。
下りきって作戦通り踏み始めてJさんを追い抜く。
ゴールまでのやや上りで再度抜かれて(魂も抜かれて)ゴール。
ゴール後、ああ、出来が悪いなと思ったが12分は切ったろうと思った。

■リザルト
12:04 男子D 7位

切ってないし。
マコリンの子どもたちからも
「帰りがすごく遅かったね」
と言われる。
いい目をしてるな。
そして正直だな。
ぐさっとくるな。

やはり暑さに弱い。そう思い込まないようにしているのだが、なにかが機能しない。

今年は折り返しが奥にあったので全体的にタイムは出ていないような印象。
風向きは例年通り。風はあまり吹いていなかった。
しかしJさんは11:20台ですか(白目)

■課題
・暑さ対策ふたたび
・矢島のTTは坂があるので夏油よりもハンドルポジションを10mmほど上げるのが通例。
 今年は夏油のまま行くことにした。多分ダメ。
・ペーシング上記1.は悪くはない(しかし良くもないかも)が2.がダメ。
 10分TTで休むとこなどないのだ。

■機材
 Cervelo P3(2010)
 O.symetric 52-36
 F:HED H3(TU)
 R:Zipp Super-9(TU)

2016年7月24日日曜日

7/23-24 鳥海山へ(試走旅行)

[アクティビティ]鳥海山(矢島コース、ブルーライン)
[メニュー1]矢島カップヒルクライムコース 77:57
[メニュー2]ブルーライン 54:28

連休だったので旅行を兼ねて矢島カップの試走へ。
土曜日の午後に出発して夕方日新館に到着。
とりあえず時間の関係上ハーフコースゴールまで上る。

夕刻。鳥海山独り占め。



今年は久しぶりにレース前日もキャンプすることにしたので、その練習。

なんとか形になった
鳥海荘に行って馬刺しと温泉。

安定の旨さ
野営風景。
なれないと散らかる


日本の夏。金鳥の夏。`

朝。体が痛い。

この日は涼しかった

朝月と鳥海山

刻々とかわる空色

5時前に試走スタート。
最高です。
鳥海山独り占めその2。











期待していた雲海にはならなかったが、とにかく夏の早朝のマウンテンは最高です。
タイムは1:18を切るくらい。
ハーフまではダラダラ本番では10分はゲインできると思う。できればもっと。。。

下って時間があるので海側に向かう。
朝食を食べてからブルーラインを上る。









いやー大自然すごいいいい。
山、海、空。俺。

他に何もいらないわ。

2016年7月22日金曜日

7/22 朝練

[アクティビティ]泉ヶ岳

全く記憶なし。
ログによるとメニュー的なこともやってない模様。
夢遊病の可能性も否定できない。

2016年7月20日水曜日

夏油ヒルクライム2016 1st

[天気]曇り時々雨
[アクティビティ]レース TT 5.5km

いよいよレースシーズンのはじまりです。

一発目は夏油。
来年の岩手国体のプレ大会に位置づけられているようで、位置づけ・大会名等ぼんやりしたものになってましたね。

体重が例年よりも3kgほど軽く上々の仕上がりでした。
これは自己ベストがでるぞと思ってましたね、思ってましたよ。

例年どおり受付にぎりぎり間に合う感じで会場入りしたものの今年は受付の場所が変わっていて焦った。
5分前にズサ-。

スタートまでは3時間ほどあるので埼玉よりお越しのF田さん(偽物の方)と駄弁る。
去年より脚が細くなってて、こいつやる気だな、と感じました。

なんか昨年の夏油に引き続き裏磐梯で優勝したってんで東北では名前が知られているようだ。
コミュ症のくせに。
東北No.1のレース、矢島カップにも是非チャレンジしてほしい。
矢島のTTは面白いぞ。

アップは20分ほど。雨が降ったりやんだりなので「洞窟」で。
少しずつ上げて最後は30sec×3最大心拍170まで。
その後流して終了。
アップは心拍ベースでやったほうがやりやすいことに気づいた。

雨が降ったりやんだりなので洞窟でアップ

調子はよくわからない。
が、星取りしてみると「悪いわけない」のだ。
別にポジティブシンキングではなく、悪いところが見つからないので。
トレーニングも予定通りこなしてきた。準備は万全、体調も良好、機材も問題ない。
あとは集中して走るだけだ。

招集場向かう。
このレースの招集場はとても雰囲気がいい。
鬱蒼とした森の坂道を登り切ると開けた橋の上にでる。
みんな笑顔で和気あいあいとしている。
思えば(みなさん覚えているかわかりませんが)K倉さん、トモフミさん、くまおさんと初めて言葉を交わしたのはここだった。

などと感慨に耽っているとスタート台にはよ登れと言われる。

特に緊張することもなくスタート。
序盤は心拍数を見ながら走る。できるだけ上昇角度を低く。
民家を越えてから制御を解除してブースト。
去年はこのあたりですでに一杯一杯だったと思う。

第一コーナーで(ねらいどおり)一杯一杯。いいぞ。
後で動画を見たところ相変わらずまっすぐ走れてないな。
今年は出走順の関係か前走者がたくさんいたので前を見る機会が多かったのにもかかわらず。

そうそう往路の風は強かった。

復路は追い風というか横風。林が切れるところで体が揺れるほどの風。
コナクソと姿勢を維持して力の限りかける。心臓が2、3回口から飛び出たわ。

最後まで集中して走ってゴール。
手元LAP 8:40。

お、遅い。。。。
なにこれ。
去年より30秒ほど遅いじゃないか。

なんかやらかしたんかなぁ、と思って同組の人たちに聞いてみると、みんなそんなもんだったらしい。
ゴール後の補給所でパインヒルズの若者がエライ速かったと、フジさんやよっしーさんが言っていた。
本人とも話をする。
体重が75kgくらい?あるそうで。まあタッパもあるのでそんなもんか。
ノーマルバイクにアタッチバーをつけただけの装備だったが頭一つ速かったな。

彼が今年の夏油の主役だった。

■リザルト
 8:38 エキスパートクラス12位

タイムもリザルトも良くはない。
だが夏油の1stとしては過去一番の走りだったと思っている。
自分にしかわからないが。満足している。

ところでエキスパの後半組は特に風が強かったという意見もあるが、それは間違いだ。
「俺(もけけ)の走っている時間・場所だけ風が強かった」が正。
どの角度からどう贔屓目なしにみてもそうとしか思えない。

定宿の入畑温泉に宿泊。今年もまた宿泊客は俺だけ。




お手数をおかけいたしました。




夏油ヒルクライム2016 2nd

[天気]曇りのち雨
[体重]60kg
[アクティビティ]レース ヒルクライム19km

朝は4:00前に自然と目が覚めた。

おにぎりを2つ食べて、温泉に足だけ浸かり出発。
5:00頃会場に到着。
ぎりぎりアスファルトの駐車場に駐車することができた。

アップは実走。短い坂で。
30sec×4。最大心拍170まで。
よい、とてもよい。

やや遅くスタート地点に降りて行くと、ゆるキャラの入場とバッティングして、すんません、いやすんません、みたいになってしまった。すんません。

スタート。
クリートキャッチは4回目できまる。よし好調。

序盤の平坦はやや速いと思った。
飛び出す人とかおらず、平和に進む。

一応先頭交代に入るつもりで集団へ。
T字路前で順番が回ってきたので先頭を引いたりした。

例年通り、瀬見温泉の前からリアルスタートの様相。
今年はあまり速くなかったのかトンネル前でも千切れずに集団でダムを越えることができた。
第2段の登りセクションでジリジリ下げて給水所を過ぎてから集団から遅れてしまった。

前にくまおさんが見えたのでジョイン。
4人ほどのパックになりその後も進む。
このパックで中では斜度が上がった時は楽なのだが、緩斜面で辛い。
うーんいつもの感じと逆だ。

あっというまにスキー場への分岐道が来る。み、みじかい。
若者1人が道を間違えてまっすぐ行ってしまうハプニング。
もどってきて、「くそー」などと言っている。
可哀想に思ったのか、くまおさんが「どこからきたの」と話しかけていた。
この局面で話せるとは余裕だなと思った。
そしたら若者も「仙台です」とか言っている。

あ、この流れは俺のターンだ。
「せ、せん(ぐへ)」苦しくて声がでない。
どうやら俺が一番に切れるなと悟った。
ここからは具合もよろしく緩斜面だしな。

なんとかスキー場まで持ちこたえたが、建物の中に入ってからみんなバビューンとラストスパート。
は、速い。
そんなに余力があったなら。。。と思わないでもない。

いつのまにか後ろからきた2人にも追い抜かれてゴール。
手元の時計で38分を切っていたので、去年と同タイムかとがっかりする。

■リザルト
 38:02 13位

いや去年より遅くなってたわ。
まあでも場のコンディション(風)が悪かったのでこんなもんか。
力は出し切ったと思う。

恒例のきゅうりカレー
今回の大会で印象的なことが3点ほどあったので詳しくは書かないですが記しておきたいと思います。

1.チームジフニータのチームTTの各個人TTタイムを大幅に上回るタイム
 (つまりチームワークで勝ち取った勝利)
2.よっしーさんの大槌ヒルクライムチャンピオンジャージ
3.我らがK倉隊長の巻き込まれ落車からの諦めない姿勢

どれも心を揺さぶられました。
私はリザルトには残らないこういったことに注目します。
眼の肥えたスポーツウォッチャーなので。

あ、あとフジさん総合3位おめでとうございます。

レース後はマコリン一家、H口さん、フジさん、マツモさんと温泉には入った後、北上市街地にてトモフミさん、マツモさん、フジさんと食事&喫茶。

たのしかったですね。

2016年7月18日月曜日

7/18 鍋腰峠

[アクティビティ]鍋腰峠経由で尾花沢 188km

かっちゃんと大石田の団子目的でロング。
行き先は集合してから決めるスタイル。

ライドのことはほとんど覚えていない。平均29km/hとかなっているので速かったんだな。
暑かった記憶が。
とはいえどもこの後の暑さに比べれば大したことなかったんだけど。

相変わらずのハイクオリティ

お昼は久しぶりにささにしきでモツ煮込み(暑)

犬も暑かったのか水浴び




2016年7月17日日曜日

7/17 泉ヶ岳

[アクティビティ]泉ヶ岳(トンネル前まで)
[メニュー1]20:37 162bpm 90rpm
[メニュー2]22:06 158bpm 89rpm

この日も上っていた模様。

2016年7月16日土曜日

7/16 泉ヶ岳

[アクティビティ]泉ヶ岳(トンネル前まで)
[メニュー1]21:51 174bpm 88rpm
[メニュー2]23:33 153bpm 79rpm

ご無沙汰しています。

どうやら泉ヶ岳を2本やっていた模様。
そうだ1本目22分を切ってたんでシーズンベストだしてオッケーみたいな感じだった。

2016年7月10日日曜日

ニセコクラシック2016

[天気]雨
[アクティビティ]レース ロードレース140km

今シーズンのターゲットレースと位置づけたニセコクラッシックです。
略してニセコラ。正しくはニセクラ。
みなさんはハセクラですか?

140キロメートルにも及ぶロングレースとなると初めてですね。


【前日】

  風の噂で北海道は新幹線で行けるようになったとのことであるが、飛行機が好きなので空路で。新幹線はセーフティーかもしれないが、退屈だ。
仙台空港で保安検査にアレがデカすぎて引っかかる。アレとはアーレンキーのことです。

アレ

雲の上

昼前には千歳空港に到着。
何食うかねー?
北海道といえばカニ入り味噌バターコーンラーメンだろうということになり、寿司屋(札幌)へ。

この旅で「スピン系寿司」(という言葉を北海道で学びました)ながらものすごくうまい。
仙台も海鮮がうまいと言われているが、比ではなかった。バンザイ。
同行のかっちゃんは札幌(および小樽)に住んでいたことがあるので安心です。

ネタが
でかい

寿司たらふく食ってたら時間がなくなってきて、二世古についてからもなんか受付会場がわからず時間がかかる。
車検があるということで自転車を組立ててたらもうギリギリ。ちなみに車検はなかった。

なんとかライダーズミーティング前に無事受付。
ライダーズミーティング後、しばぞーさんと遭遇。お久しぶりです。
北海道で会うことになるとはねぇ。不思議な感じでした。

その後宿へ移動して買い出しにいって晩ごはん。
宮城の自転車仲間のOK西さんの会社の福利厚生施設?に宿をとっていただきました。
いやぁ立派な施設だ。ありがとうございました。こんなところに泊まることは一生無いでしょう。

一人部屋です
ワインボトルみたいなシャンプー類が並んでいるお風呂に入って就寝。
天気予報では雨はふらないとのこと。
エントリーしてから勘が働いて、雨を想定して準備をしてきたので拍子抜けした。


【当日】

起床して外を見ると降ってるか、降ってないかみたいな感じ。
ギャバはやめて普通のジャージにゼッケンを付け替える。
補給食はたんまりもつ。
補給は大切だ、ということは頭はでは知っている。

今回ホイール関連は、(めずらしく)選定に時間をかけた。
前Racing5LG(ワイドリム)、後ろキシリウム2010。
タイヤはGP4000S2の23C。
チューブはミシュランのラテックス。
空気圧は8.5くらい(勘です)。高めで。
一見しょぼめではあるが、実績のある機材で走るのが一番。

落車して壊れてもいいかなー、ということも含んでの選択である。

先に書くと、この足回り機材で全く問題なかった。


招集所につくとちょっと肌寒いくらい。雨は降ってない。

年代クラス別に並ぶので爺は後ろの方。

なんやかんやしているうちにスタート。
パレード区間中はヒヤリハットが1回あった。
リアルスタート後するすると上がっていく。
5kmくらい?で先頭が見えた。
下りは速いなー。

一発目の小さい登りでさらに前に上がると、くまおさんの姿が。おおー心強い。
小さなアップダウンを越え集中して走っていると、後ろから低めの美声が。
しばぞーさんでした。自分の位置が悪くはないということを知る。

で、みんなが口を揃えて言う「すごい下り」。
70km以上でるらしい。レースだとスピード違反で捕まらないのかな?などとくだらないことを考えてる場合ではない。
ここはセーフティーを念頭に。
しばぞーさんのすぐ後ろを走る。彼はセーフティーだ。

すこし集団から遅れたが登りで追いつけるだろうと考えていた。

実際のところ、実は坂は大したことなかった。ホームコースの泉ヶ岳を2回下るような感じ。落ち着いていけば問題無い。
遅いが。

そうそう、気づけば雨が降り出していた。下りきる頃には靴下までびっしょり。雨用の靴下履いてきてよかったと思った。

登り返しで脚がしぶしぶになるもペース走で集団にジョイン。

ピーク(標高800mらしい)はよ来いと思いながら走る。

いよいよ道が峠っぽくなってくる。
登り口でTOYOのかっこいいフレームに乗っている方の後ろにつく。
ああ、強豪クライマーの☆野さんだ。
少し話しかけて、「ここからピークの登りですよ!」などと知ったかぶりをかます俺。

その後カツンとペースが上がった。
そんなに速くは上らないだろうと高をくくっていたが、は、はやい。

遅れてしまう。ここが1回目の頑張りポイントだったのだ。

霧が濃くて前が見えずどのくらい差があるのか不明。
距離も不明。
ただただ集中して上る。
いつのまにかパックができていた。
外人2人を含む数名。

一人COGSな方が落ちてきて合流。
その後北大生の一人が落ちてきて、5人パックになる。
くまおさんがいないな。

パックの中では自分がいちばん上れる感じか。
しかし外人1が積極的に前を牽く。会話から察したところどうやらトライアスリートのようだ。
地元TEAM NISEKOのジャージを着ている。
もう一人の外人2はほとんど前を牽かない。

勾配がきつくなるところで自分が前に行く感じで進む。
COGSな方、北大生も前にでる。

集団はどこだ。はやく追いつかなければ、しか考えていなかった。

しばらくするとMAVICカーが見えた!
COMカーも前後してきたりして集団の匂いが!
霧が薄まるところで集団の最後尾が見えた。

おそらく30秒くらいの差。
しかしなかなか追いつかない。
外人2人がいつのまにかいない。

KOMまで1kmの看板。
ここで集団が活性化したらしく離される。

そしてKOM通過。
前が全然見えない。
応援の方がいて、1分差と言っている。
ああ、開いている。

COGSの方が「下りで追いつかないとゲームオーバーですね」と話かけてきた。
ああ、この人まだやる気だなと思い嬉しくなる。
「行きましょう」とよくわからない返答する自分。具体策はない。

KOMを越えてもなんかしばらくダラダラ上ったり下ったりする。
北大生が「後ろ待ちましょうか?」と聞いてくる。
「外人に牽かせたいんですよねー」と。
なるほど。
「ではキープで」と応え、少しペースを落とす。

今思えばこれは判断ミスだった。
他力本願はよくない。後悔の元だ。

5人パックで下るも、あまり速くない。

相変わらず外人1は前を牽く。
彼は追いついた時に「一緒にがんばりましょー」と言ってくれた。
ナイスガイだ。

このピークからの下りでとんでもない雨。
下りのスピードと相まって雨粒が痛い。

目にもあたってくる。
学校のプールに入る前に目を洗うじゃないですか?あんな感じ。
いつもはレースではアイウェアはつけないのだが、たまたま今回はつけていたので助かった。

下りきって長い平坦へ。全然追いつけなかった。。。

集団からこぼれた何名かが合流。
そして、後ろから20人くらいの集団に追いつかれる。。。
思わず「あああー」と口から出た。

くまおさんもいる。お久しぶりです。

こうして第2グループが形成された。

俺的にはここは回して前を追いたい。
一緒に下った5人は同じ気持だったと思う。

合流した人たちの中でも前を追う気持ちがある人もいる。くまおさんもそうだ。

いつの間にか日本海にタッチして折り返し、しばらく走ると前方に山が見えてくる。

集団は前10人くらいが回して、後ろ10名ぐらいがいわゆる”タクティクスに優れた人たち”。
確かにここでがんばるとリザルトは悪くなるようなコースプロファイルか。
110km地点であらわれる三段坂の前では脚をためたほうがいいだろう。
そんなことはわかっている。

自分は(この時点では)脚に自信があったし、わざわざ北海道まで自分の狡猾さや立ち回りのうまさを試しにきているわけではない。
そんなことは日常の業務でやればいいんでねぇ?
まあ主義はひとそれぞれなんだけど。

ただひたすらにリザルトを追求するのも道といえば道か。

追いついた中に第三の外人がいて気性が荒い。
「まわせこのやろう」
と激をとばしている。
ここは大和魂をみせてやろうかと長めに牽いてみる。

「もっとショートアンドクイックだこのやろう」と言われた。。。

アイムソーリー(ハラキリのポーズ)

その後は、モアショート、アンドモアクイック、アンドモアこのやろう、回しましたよ。
きっと彼はいいやつだ。
もっとコミュニケーションしたいので来年までに日本語を勉強してきてほしい。
他力本願は英語でなんと言うんだっけ?

もう誰も前に出ない。登坂が近い。
この辺ではくまおさんが先頭固定。やるなおい。
ああ、そうかこの平坦はくまおさんにくっついてさっさと行けばよかったんだ。
大きな集団だから必ずしも速いとは限らない、ということを学んだ。
2つ目の後悔。

いよいよ三段坂。
COGSの方がよってきて「坂ですねー」と教えてくれる。
彼はピークからの下りでも私が道がわからないと言うとスーと前に出てくれた。
こういうちょっとしたことで人柄がわかる。いい自転車乗りに違いない。

「もうボロボロです」とのこと。
発破をかけるつもりで「まだまだ」と応えた。

今思えば彼は挨拶しに来てくれたんだ。
もう脚が本当に無かったんだ。
握手でもすればよかったな。

くまおさん、北大生、俺の順で三段坂の一発目を上り始める。
後ろは少し離れる。
アウターで上れる坂だ。
コースプロファイル上では丘のようなもんだ、と思っていた。
中盤あたりで脚にくる。やばいやつだわ。

くまおさんと北大生から遅れ始め、一度離れた集団からの数名にも抜かれる。

第二KOMで完全に千切れる。

心拍数を見ると160~165。しかし脚が終わっている。

補給食は羊羹半分とクリフバー半分ジェル1袋くらいしか食べていなかった。
補給が足りなかったか。。。
雨とはいえダブルボトルの水もまるまる1本残っている。
それらも含め、簡単な話、実力不足なんだろう。

限界を越え、苦しみながら残りを走る。
おそらく第2グループにいなかった人にもパスされる。

やっと三段目までたどり着くと後ろに人がいた。
地元北海道北広島市のチームRINDAの方。
そういえば平坦で積極的に前を牽いていたなー。
残り5kmくらいで「ありがとうございました、あとは牽きますんでついてください」とのこと。
どうやら意図せずに牽いてきたみたい。

もう1mも漕ぐのがきつい状況のなか(きっと彼も同じだったはず)こんなことを言ってくれるのかと涙が出る思いだった。
きっとRINDAというチームはいいチームなんだろうな。

そして下りが速くてかっこいい。自分も下りをもう少しかっこよく走れるように練習しようと思いましたよ。

ヘロヘロでゴール。
体が消耗しきっていて、すぐに宿に戻って風呂。
一緒に走った方々に挨拶もせずに失礼しました。

そのつもりは無かったんだけど、表彰式も見学してリザルトを見る。
青森のH田さんが年代別で優勝していた。強い。
UCIチャンピオンジャージいいなぁ。


【リザルト】
140km Men 45-49 age categories 7位
140km OPEN Men 60位
TIME 4:15

うーん、こんなもんだろうという気持ちもあり、悔しさもある。

今年はこのレースをターゲットにいろいろ準備してきた。
結果は思ったよりも良くなかった。
リザルトどうのこうのではなく、勝負どころの三段坂での失速。
後半の脚には密かに自信があったのだが、完膚なきまでに砕かれた。
反面、ロングレースでもそこそこ走れるという自信もついた。
(とはいえクラストップの某店長からは15分も遅れているが。。。)

実はこのレースに参加するのは1回こっきりというつもりでいた。
私には(いろいろな)コスト的に少しトゥーマッチなレースだと思ったから。
無理をしてレースに参加するのはよくないと考えているので。

来年参加するかどうかは白紙ながら、あそこはああ走ればいいとか、失敗だったとか、日々考えてしまう自分がいる。
今年は去年よりも参加人数が増えてレベルが上がったという噂だが、来年はもっと高くなるのではないかと思っている。
チャレンジのしがいがある。

そしてこんなすばらしいコースのレースは他に類を見ないのではないか。
晴れていれば景観もすばらしそうだ。

来年のことは来年考えよう。


【次の日】

延泊して札幌を自転車で走りました。
レースの日とは打って変わって晴天。気温も湿度も低く、すばらしいサイクリング日和。
大倉山って市街地にあるんだ。

あ、札幌の夜もかっちゃんの友人(面白い人だった)にスピン系ではない寿司をおごってもらったりして、目一杯楽しみました。

カニづくし
チンギス・ハーン

いやー札幌いいです。
あと現地の人曰く、カニと味噌とバターとコーンとラーメンはそれぞれ別々に食べたほうが美味しいとのことです。そんな気はしてた。



日の丸飛行隊をご存知ですか
北海道には銭湯文化が残っていた
北の夕暮れ

ありがとうございました。


【食のリザルト】
寿司×2
ジンギスカン×2
ラーメン×2

【機材】
こんな感じ
p.s.

人間、行きよりも帰りが重くなる。勉強になりました。

勉強代