[天気]ピーカン
[気温]最高気温25℃
[アクティビティ]ロング
[メニュー1]195km
日本の六月は雨が多いと両親から教ワリマシタ。
おきたらピーカンだたのです。
よーしロングいぐべー。と7:30分に出発。
長い距離となると他県にいくことになるのです。
他県とは山形のことなり。
好きな峠のひとつ鍋越峠。車はほとんど通りません。人知れず通行止めになったりしてるので要注意。
おそらく平均勾配5%くらいかなぁ。だらだら登る系。
自分はこのくらいのプロファイルが得意なんだぜとワークアウト的なことやってみる。
■鍋越峠 265W 29min
え、低い。プロファイル云々は希望的な思い込みだったらしい。
下って尾花沢。ここで「ささにしき」という山形県らしからぬ名前の食堂でご飯食べる予定だったが、まだ早い。
(注:ささにしきは宮城の代表的な米の銘柄です。ささにしき食堂はホルモン定食が俊逸です)
どうも自分の感覚より平地が速くなってる。とここでピンとくる。なんかポジションがおかしい。
TTバーつけてるみたいなポジションだ。ガラス戸に写った姿見ると背中が平行だよ。
そういや冬明けハンドル下げたしサドル上げた記憶がよみがえる。
まあでも泉ヶ岳も登れてるし、OK、OK。
ちょっと時間あるので東根くらいまで行くか、ここは蕎麦大国だからどこでもつらっと入れるべ。
走っているうちにそういや行ってみたい蕎麦屋があったことを思い出す。天童なので少し距離がある。12:00位になりそう。
人気店なはずだからやばいぞっとフミフミモードへ。いやー掛かるわー蕎麦掛かりだわー。
11:45分に到着。
「楓」さん。
楓さん |
あまり混んでなさそうだが、大丈夫かこれと思ったけど、玄関と座敷のつくりをみて有りと思った。
いい店はまず店のつくりがいい。変な演出がない。
いい庭には二羽ニワトリがいません |
メニューは鴨つけとせいろの2系統。
鴨つけ大板を注文。
蕎麦は十割で香り高い。鴨つけ汁が絶品。薄味ながら濃厚。これは初めてな味わい。すばらしいです。
いわゆる板蕎麦ではありません |
どうも宣伝はほとんどしていないらしく、住宅街にあるので山形県内からはほとんど人がこないらしい。
仙台の客が多いとのこと。
蕎麦好きが転じて店を構えたらしい。
蕎麦自体の味は粉だと言っていた。つゆはまあ技術的な差がかなり出るらしい。
同じ銘柄でも休耕田などで作ると味が変わるらしい。
また2kmくらいの範囲で同じ品種を植えないと混ざっていまい味が変わるとのこと。
だからわざわざ北海道の業者に「最上早生」(山形の品種)を作ってもらってる。
価格にもこだわりがあるらしく高くて美味いのは当たり前じゃないですか的なこと言ってました。
仕事に対して非常にまじめな方という印象を受けた。
どの世界もそうですが、本物の人は決して自分はプロだとか言ったり、大仰な態度はとらないのですね。
山形に行ったらここ行くべきです。
背筋伸ばして店を後にする。
山形は南北に国道13号線が背骨のように走っていて交通量も多いのですが、それに平行していい道があります。
県道22号線もその道のひとつ。昔からの道ですね。
この道端にはなかなか面白い店が多いです。
特に天童は面白いですね。山寺も近いし。
で、前知識は全然なかったんだけど、駐車場がやけに込み合っている趣のある店の前を通る。
警備員のおじさんに「何なんですか?」と聞くと「いいから入っていけ」とのこと。
素直な性格なので従う。
こしかけ庵
まんじゅうどころとな |
醸まんじゅうという旗に心躍る。
ここも店構えがよい。
店内の様子 |
あとは、わらび餅か今日からはじまった氷。
おなかいっぱいだったので、わらび餅は遠慮して、あまり食べない氷。
店押しの「木苺とすぐり」。
これうまいです。氷が粉みたいで冷たくない。うーんこいうのも世の中にはあるのかー。
氷粉 |
はからずもおいしいものを食べて岐路へ。
山形市を回って笹谷峠。きつかった。
で、ポジションの話。帰って測ってみると。やっぱりかなり(1cm)サドルが高かった…。
ああなんで高くしたんだっけああ。どおりで30min脚なわけだわ。
やっぱりロングは楽しいしトレーニング観点でもいろいろ気づくことが多い。
ロングってどのくらい?と言うと、自分の場合、3000kJ以上かなぁ。
くたくたになるくらいです。帰り道で少しでも近道したくなる気持ちになるくらいです。
ロングに行って近道を探す。愚なり。
個人的にはリピート練習では得られないサムシングがあると思ってます。
時間的に余裕がないと出来ないですが。
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